MitoFirStudio

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京大を訪れた話 ①タテカンについて

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 本日は乃木坂のバースデーライブの影響で京都に滞在しているので、せっかくの機会にと思い京都大学を訪れた。

 京大と言えば、現在渦中にあるのが立て看板(通称:タテカン)問題である。問題の詳細は適当にネットで調べればいいと思う。要するに大学側が突然(京都市からの要請が関与しているらしい)タテカン禁止令を出してタテカンを撤去し始めて学生が反発しているという構図である。

自分はタテカン問題について詳しく調べたわけでも当事者でも京大生でもないから無責任に学生に肩入れして「タテカン認めろ」と主張することはできない。大学側にもタテカンを禁止する動機があるはずだ。しかし、大学側が一方的にタテカンを禁止してタテカンを毎日のように撤去してしまうのは疑問を感じる。高校と大学は違う。高校は勉強を教わる場所、大学は勉強をする場所だと自分は考えている。高校では先生らが決めたルールに生徒が逆らうのは難しい。それは生徒の権限と役割を超えた行動であるからだ。一方、大学生・大学院生は大学側と対等であるべきで、本当の意味で学生側の意見を尊重すべきだと思う。(そうでなければ突然学費を不当に上げられても学生側は文句も言えない) だから今回のタテカンの件についても大学側が一方的に禁止令を突きつけるのではなく話し合いの場を設ける必要があると感じられた。(学生側の代表者は誰が務めるのか?とか学生全員がタテカンを出すことに好感を持っているわけではないことを考えると難しいかもしれないが)

 

 つらつらと書いてきたが結局これは自分がタテカンのない京大の景色を見て寂しく感じ、未熟な思いを言葉に変えてみただけ。

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 自分の意見に対して、ある程度賛同してくれる人も強く反対する人もいるのではないかと思う。それもそれでいい。それが意見表明のあり方だし、こういうブログというツールがあるからこそ、自分の意見を言葉で誰かに伝えることができた。

 

そういう意味でも、意見・意志を主張する場所としてタテカン文化は残ってほしいと自分は思う。